• 2019.7.30
  • 生命保険

収入保障保険とは?

稲葉 晴一 稲葉 晴一

一家の大黒柱のご主人様にもし万が一のことがあった場合、遺されたご家族に公的保障である遺族年金はあるものの、そのあとの生活に不安がよぎりますよね。
またお子様がいた場合にはお子様が大学を卒業するまでにかかるお金は約2000万といわれています。
これをカバーするためには、ある程度の貯蓄がある場合は別として、ほとんどの場合は奥様がフルタイムで仕事をし、切り詰めながら生活していくことが予想できます。
また、お子様が小さい場合計画通りの生活ができるかどうかはわからない、というのが現実だと思います。

このような状態になった場合に、「収入保障保険」に加入していると保険の給付金を受け取ることができ、ご家族の生活を守ることができます。
「収入保障保険」とは、万が一の時にお給料代わりに毎月給付金を受け取ることができる保険です。

1.収入保障保険の特徴

通常、ご主人様に万が一のことがあった場合の死亡保険金は、一括で数千万などを受け取るイメージがあるかと思いますが、収入保障保険は、万が一のことがあった時に年金という形で毎月給付金が受け取れる仕組みになっています。

また、掛け捨てで低い保険料で大きな保障が得られます。ただし、保障は毎月下がっていきます。

※働けなくなってしまったときに毎月のお給料のように給付金がでる保険は「就業不能保険」です。あくまで収入保障保険は死亡した時に遺族が給付金を受け取ることができる保険ですので、注意しましょう。

 

加入当初の保障額7,200万円(月30万円×20年)

毎月保障額が30万円ずつ減っていく

35歳——————————————————————————-→55歳   

          保険期間=保険料払込期間

 

<35歳男性の場合>

  • 万一があった場合、ご家族が毎月30万円受け取ることができる
  • 保険料はおよそ月4,400円
  • 保険料払込は55歳まで
  • 保険期間も55歳まで

 

上記の契約の場合、考えたくはないですが契約した当初すぐにご主人様に万一のことがあった場合、毎月30万円×12か月×20年間=7,200万円の保障があります。

時間がたつと年金を受け取れる期間が少なくなって保障額が減っていきます。その分、保険料は初めから比較的安く設定されています。毎月お金が受け取れるので、ご家族の生活費の保障の確保には最適です。最低保証は2年で設定し、契約によって1年~10年で設定します。

また基本的に給付金は月々受け取るものですが、タイミングによっては一括で受け取りたい場合も出てくるかと思います。例えば大学の学費などで大きなお金が必要になった場合、一括してお金を受け取ることも可能ですが、その場合は月々受け取る場合の総額よりも10%ほど減らされてしまいますので注意が必要です。

収入保障保険の特徴として保障額(亡くなったときに残されたご家族に必要な保障額)がどんどん下がっていくことがあげられます。保障額がさがっていくことで不安を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、必要保障額とはあくまでも現時点での必要な金額になるので、何事もなく1年経てば、その1年分の生活費や教育費が不要になっていきます。

そういった意味で年々必要保障額は減少していくことになります。定期保険や終身保険もなくなったときに遺されたご家族にお金を遺すことができますが、どちらも保険金は一括で一定の金額になります。つまり収入保障保険をうまく活用することにより、保険料負担を抑えることができ、合理的に準備ができるということになります。

2.収入保障保険はタバコを吸わない人は割引になる保険会社もある

保険はどこで加入しても商品が同じであればセールのような割引などはないものですが、制度として、タバコを吸っておらず、健康な場合、保険料が割引になることあります。これを「非喫煙優良体割引」といいます。

保険会社によって違いがありますが、通常加入する場合に比べると20%~35%割引になります。保険料は一般的には長い期間支払っていくので、総額でみた場合、支払いの差は大きいですよね。

タバコを吸わない方で健康な場合は、非喫煙優良体割引がある保険会社を選択しましょう。検討をするときに複数の商品を保障内容と保険料で比較検討するといいと思います。

 

3.収入保障保険の注意点

収入保障保険のメリットとして保障が下がっていくことで保険料を抑えることができるとお伝えしました。

生命保険の役割は、万一があった時に残されたご家族がしっかりと生活ができ、経済的に困らないようにしておくことです。通常生命保険に加入する場合、必要保障額を計算し、どのくらいの保障額があれば残されたご家族が不自由なく生活でき、どのような生命保険に加入するかを決めますが、誤った加入の仕方をすると保障が下がりすぎて将来保障が足りなくなり、もし万一があった場合に大切なご家族を守れなくなってしまいますのでご注意ください。

また保障が期間限定なので期間を短く設定すると必要な時に保障が終わってしまいます。(設定した期間までしか保障されない定期保険の一種なので保障期間を短くしてしまうと保障が終わってしまいます。保険会社によっては更新ができる場合もありますが、保険料が高くなってしまいますので、加入する前に必ずライフプランニングを行い、いつまで・どのくらいの保障が必要か明確にしてから保険期間を設定するようにしましょう。)

 

最後に

ここまでお伝えしてきたように収入保障保険は低い保険料で大きな保障を準備することができる合理的で有用な保険です。ただ合理的な分金額設定、保険期間設定を決めるのはとても重要です。必ず将来を見据えて必要保障額を計算してから加入をしましょう。

 

 

 

 

 

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稲葉 晴一

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