• 2019.4.8
  • 学資保険

学資保険で必ず押さえておきたいポイント

稲葉 晴一 稲葉 晴一

お子様が生まれたら「学資保険に加入をしたほうが良い!」という話をよく聞きますが、「学資保険というのは何のための保険?入らなければいけないの?」という疑問に思うかたも多いのではないでしょうか?

たしかに学費を貯めていくのに有効な商品ですが、あくまでも将来の学費を貯めていくための手段の一つです。
特にはじめて検討する人は学資保険がどんな商品なのか、またメリット・デメリットがあるのかよくわからないですよね。
では、学資保険とはどのような商品なのか、そして本当に必要なものなのか、ポイントをお伝えします。

1.お子様の学費はどのくらいかかるのか?

実際にお子様の教育費はどれくらい必要なのかデータを見てみましょう。

学習費総額データ(学校教育費・給食費・学校外活動)

公立 私立
幼稚園 233,947円 482,392円
小学校 322,310円 1,528,237円
中学校 478,554円 1,326,933円
高校 450,860円  1,040,168円

大学教育費総額

国立(4年) 私立文系(4年) 私立理系(4年) 私立医歯系(6年)
自宅 523.6万円 683.6万円  818.8万円 2,485.1万円
下宿 814.4万円 953.6万円 1.088.8万円  2,867.6万円
参考:厚生労働省「平成28年度子供の学習費調査の結果について」

 

○幼稚園3歳から大学卒業までの19年間、すべて国公立に通った場合
【約1,000万円~】
○幼稚園3歳から大学卒業までの19年間、すべて私立に通った場合
【約2,500万円~】

また、この中には受験の費用や塾代などは含まれていないため、もう少し多くなることが予想されます。
教育費はコツコツと生まれる前から準備しておくことが大切だといえるでしょう。
では、その教育費を貯める手段の一つの学資保険とはどういうものなのかを説明いたします。

 

2.学資保険とは?

学資保険とは、子供の将来の学費の積立をする商品です。
保険料を支払っていくと、ある年齢になった時に祝い金・満期金などの名目で給付金が受け取ることができます。
また生命保険会社が販売している商品になりますので、契約者(親)に万が一のことがあった場合の死亡保障やお子様が入院したときに給付金が受け取れる医療保険が付いている商品もあります。保険会社によっては「子ども保険」と表現する会社もあります。
貯金を切り崩してキャッシュで教育費を準備することができれば、学資保険に加入しなくてもいいともいえます。

3.学資保険のいいところ

 〇学資保険は生命保険会社が販売する商品です

生命保険の機能があるということで一般的なのが保険料免除です。
保険料免除とは、契約者(親)に万が一のことがあった場合に、その先保険料を支払っていくのが難しくなっていくケースがあります。
そのような時に学資保険には「契約者様に万が一のことがあった場合、以降保険料が免除になる」という機能が付加されている場合があります。
その機能が付いている場合は、契約者様(親)に万が一のことがあっても保険料の支払いは免除され、将来支払われる予定の祝い金や満期金は予定通りに受け取ることができ、お子様の教育費は確保ができます。

 〇生命保険料控除の対象になります

11月~12月に会社員の方は職場で年末調整を提出すると思います。
学資保険で支払った保険料は「生命保険料控除」の対象になります。この制度は銀行等に預ける定期預金や積立預金などの金融商品にはない魅力です。
所得税で最大40,000円・住民税で最大28,000円が控除されます。
(*控除額がそのまま受け取れるということではなく、課税所得からそれぞれの保険料控除額を引き、そこに所得税率をかけた金額が最終的に受け取ったことに等しいことになるのでご注意ください。)

 〇確実に教育費を貯めていくことができます

例えば銀行の預金に預けていても低金利の時代ですのでほとんど利息は付きません。
また、銀行に預けておいても融通性があるのでいつでも引き出すことができるため、そこからお金をおろしてしまい、気づいたら全然お金が貯まっていなかった…ということがあるかもしれません。
学資保険は商品にもよりますが、払込保険料の総額よりも受け取れる総額が大きくなるものがあります。
(教育資金を積み立てられるのは学資保険だけではありません。
終身保険で教育費を確保できるような商品も出ています。)
このようにご自身でしっかりと積立をする自信がない方に学資保険はお勧めです。

4.最後に

お子様が生まれると幸せもいっぱいですが、同時に大きなお金が必要になります。
日本では様々な保障や手当も受けることができますし、公的保証や税金のことなど知らないともったいないことがたくさんあります。ご出産が近い方やお子様がいらっしゃるかたは、一度確認されたほうがよろしいかと思います。
もちろん確認のお手伝いもさせていただいておりますので、是非お気軽にお立ちよりください。

この記事を書いたスタッフ

稲葉 晴一

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