年末ジャンボ宝くじの当選確率は?

2023年12月20日
保険の豆知識

早いもので今年もあとわずかになりました。
今年も本当にありがとうございました。

さて、宝くじ売り場の長い列は年末の風物詩と言ってよいかもしれません。
「 宝くじ長者白書」はご存知ですか?

 

宝くじ長者白書

宝くじ長者白書」とは、1年間で1,000万円以上の高額当選者にアンケートを行い、その回答をまとめたものです。

令和4年の当選者像は以下のようなものだったそうです。(イニシャルは名前・苗字の順)

 

「男性の高額当選者像」

年齢60歳以上、宝くじを買い始めて10年以上になる血液型A型の射手座で、30枚購入した、イニシャルがK.Tさん。

 

「女性の高額当選者像」

年齢60歳以上、宝くじを買い始めて10年以上になる血液型A型の射手座の主婦で、10枚購入した、イニシャルはM.Sさん。

 

血液型、60歳以上、購入歴、まとめ買いは、統計上当然のように思えますね。

当選者レポートは読んでいるだけで夢が膨らみます。

中には親子で同時に当選した幸運の方もいたようです。

 

年末ジャンボ宝くじの当選確率

ところで年末ジャンボ宝くじの当選確率はどのくらいかご存知ですか?
今年の年末ジャンボ宝くじで1億円以上の当選金は1等の7億円と前後賞の1.5億円です。
1等は2000万枚に1本、前後賞は2000万枚に2本です。
1/2000万というとかなり低い確率ですが、仮に100枚購入すると1/20万になり少し当選が近くに感じるかもしれませんね。

2000万枚購入すれば当選確率は100%です。
購入金額は60億円(300円×2000万枚)ですが、当選金の合計はいくらになるでしょうか?

 

2000万枚購入した場合の当選金の合計

2000万枚には以下の当選くじが入っています。

 

1等7億円:1本
前後賞1億5千万円:2本
組違い賞10万円:199本
2等1000万円:8本
3等100万円:400本
4等5万円:2000本
5等1万円:2万本
6等3000円:20万本
7等300円:200万枚

 

夢を追うか、数字で判断するか?

当選金額の総額は購入金額60億円に対し29億9990万円です。
300円の宝くじは確率的には買った瞬間に約150円になってしまうことになります。
オートレース、競馬・競輪・競艇に比べると最もテラ銭の高い公営ギャンブルの一つとも言われているそうです。

でも、夢はありますよね。

買わなければ当選することはないのでこれだけでは判断できませんが夢を追うか、数字で判断するか難しいところですね。

夢を追った人も数字で現実的に判断した人も年末年始は年金や保険について改めて確認する時間をとってみてはいかがでしょうか?

どこから確認すればよいか、このままでよいか、など気になることがありましたらお気軽にご連絡ください。