5月運用レポート

信用不安の後退、利上げ打ち止め見通し、などにより4月の株式市場は上昇しました。

しかしながら1日、米国ファースト・リパブリック銀行が破綻、米国で史上2番目の規模の銀行破綻といまだ信用不安は払拭されていません。

NYダウ平均株価が4日連続安（4日で970ドル安）となった5日のニュースでは、「ほかの銀行の経営も悪化して景気が落ち込むことへの懸念から銀行株を中心に売り注文が膨らんだ」と報道されました。

しかしながら5日には一転546.64ドル高、「前日にかけて急落した米地域銀行株の一角が上昇し、投資家のリスク回避姿勢が和らいだ」と報道されました。

短期投資では投資家心理による値動きを予想する必要がありますが、長期の積立投資ではこのような短期の値動きを解説するニュースに惑わされずに投資先企業の成長を待つという姿勢で積立てを続けることが大切です。

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