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新型コロナウイルスの感染による重症化リスクを減らすには?~運動(スポーツ)の重要性~

2021年11月1日

当店の女性スタッフは運動が好きで、日ごろからスポーツジムに定期的に通っています。

コロナが始まったころ、スポーツジムでの集団感染が話題となり、「スポーツジム=不要・不急」といった風潮が強まり、休業せざるを得なくなったことに、疑問を感じていたそうです。

現在は再開し、施設内はもちろんトレーニング中もマスクを着け、感染に気を付けながら運動を続けています。

今回は、「運動する」ことは新型コロナウイルス感染防止にとても大事だということをご紹介したいと思います。

 

運動習慣のある人は、新型コロナウイルス重症化リスクが低い

米国最大規模の健康保険会社であるカイザーパーマネンテの研究者たちが、加入者のデータを利用した分析を行い、「日常的に不活発な人」「ときどき運動する、多少は活動的な人」「ガイドラインが推奨するレベルの運動を日常的に行っている人」のそれぞれの新型コロナウイルスによる入院、ICU(集中治療室)入院、死亡リスクを比較しました。

対象は南カリフォルニア地域の加入者で、現地でパンデミックによるロックダウンが始まったとされる2020年3月より前の2年間に運動習慣に関する質問を3回以上回答しており、2020年1月1日から10月21日までに新型コロナウィルス感染症と判断された、または陽性となっていた18歳以上の48440人の方の情報になります。

質問内容は「過去2ヵ月間に中強度から高強度の運動を週に何回、それぞれ何分程度行ったか?」というものでした。

 

運動習慣の基準

推奨する運動レベルを達成している:1週間に150分以上の運動をしている

多少は活動的:1週間に11~149分の運動をしている

日常的に不活発:1週間に10分以下の運動をしている

 

不活発な人は活動的な人に比べて死亡リスクが2.5倍

調査した結果、全体の8.6%が入院し、2.4%がICUに入院し、1.6%が死亡していました。

重症化の危険因子である要因、年齢、性別、人種などを考慮したうえで分析したところ、不活発な人は活動的な人に比べ、重症化しやすいことが明らかになりました。

不活発な人は運動している人と比べると、新型コロナウイルスに感染した場合、入院するリスクが2.26倍、ICUに入院するリスクが1.73倍、死亡するリスクが2.49倍になっていました。

また、多少は活動的な人も、不活発な人ほどじゃありませんが、重症化リスクの上昇が認められました。

 

スポーツで免疫力をUPしよう

感染者数が落ち着いてきた今日この頃。

そしてスポーツの秋ですね。

スポーツは身体への影響だけではなく、脳内物質セロトニンの効果による、悩みや不安をやわらげて、心の落ち着き、冷静な判断や強い精神力がもてる効果があると言われています。

もちろん今までと同じようにマスク、手洗い、うがいなどの予防の継続を徹底しながら、重症化リスクを防ぐためにスポーツジム以外にもウォーキングをしたり、自宅でトレーニングなど無理のない範囲で、体を鍛えて免疫力をUPしませんか?

 

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