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2021年2月26日
女性保険は医療保険の保障に加えて、女性特有の病気が原因の場合に給付金が上乗せされます。
女性特有の病気には、乳房・子宮・卵巣に係る病気や妊娠分娩などの合併症など、多岐にわたります。
では、どういった保険があるのか、どうやって選べばいいのか、なぜ女性保険は早くから入っておいた方がいいのかをご紹介させていただきます。
女性特有の病気 | 内容 |
---|---|
がん | 乳房、子宮などの悪性新生物 |
上皮内新生物 | 乳房、子宮などの上皮内新生物 |
乳房および女性性器疾患 | 乳房・子宮・卵巣の良性新生物、子宮内膜症など |
妊娠、分娩、産褥の合併症 | 異常分娩、子宮外妊娠など |
がんについては、乳がん、子宮がん、卵巣がんといった女性特有のがんが占める割合が、女性ががんにかかった全体に対して約46%と半分近くを占めていています。
その中でも乳がんは年々増加しています。
乳がんはがんの中でも生存率が高く、長期にわたる治療になる分治療費がかさみます。
女性の患者数は男性より1.33倍います。
その理由は下記のとおりです。
一人一人のライフステージや年齢などによって女性保険に求める保障内容が変化します。
では、いろんな種類の保険の中で、何を参考に選べばいいのでしょうか?
病気やケガ治療の場合:入院以外に通院給付金や生活保障
妊娠・出産を希望している場合:妊娠中の病気やケガ、出産時のリスク
40代~50代の場合:婦人科系のがん
女性保険には、保障期間が定まっている「定期型」と、一生保障が続く「終身型」とあります。
「定期型」
期間限定で手厚い保障がほしいとき、余裕資金が貯まるまでの利用に向いていて、保険料が低めだけど更新するたびに金額が上がっていきます。
1年更新タイプなどスポットでの利用がおすすめです。
「終身型」
長い人生のリスクにしっかり備えられ、加入年齢が上がると保険料も上がるので、若い時に加入した方が支払の負担が軽くトータルの支払も少ないです。
医療保障のほかにお金を貯める「貯蓄型」と、医療保障のみを重視した「掛け捨て型」とあります。
「貯蓄型」
貯蓄型の支払条件は保険会社によって異なりますが、下記の3パターンあります。
保険概要 | 返戻金の種類 | 受け取り条件 | |
---|---|---|---|
終身保険 | 保険期間が被保険者の一生涯にわたる保険 | 保険金 | 被保険者が亡くなった時 |
養老保険 | あらかじめ保障期間が定まっており、一定期間の死亡保障と貯蓄機能を兼ねそろえた保険 | 満期金 | 保障期間の満了時、被保険者が生存していること |
生存保険 | 保障期間中、一定の条件を満たすと給付金を受け取る事ができる保険 | 生存給付金 | 生存していること |
健康祝い金 | 大きな手術がなかった場合 |
給付金は、払い込んだ保険料総額、保険期間、加入年数などによって決まり、途中解約しても返戻金を受けとることができます。
しかし早期に解約した場合は、払い込んだ金額より返戻金の方が少ない可能性があります。
そして掛け捨て型と比べると月々の保険料は高めなので、家計が厳しくならないように、目的を明確にし、給付条件、保険料とのバランスを考えることが大切です。
「掛け捨て型」
医療保障に重点をおいていることと、貯蓄型より低い保険料が特徴で、最近は日帰り手術や通院での治療も増えているので、基本保障に通院保障がついているとさらに安心です。
基本保障以外にプラスアルファの保障内容が多く用意されているのも掛け捨て型の特徴でもあります。
保障内容をしっかり確認して自分に合うものを選ぶことが大切です。
死亡保障は貯蓄型にセットでついている場合が多く、掛け捨て型にも特約で付帯することができます。
被保険者が死亡したときに遺族に一時金が支払われるので、残された家族の生活の立て直しの費用、自身の葬式代などのために選ばれています。
ただし、一家の大黒柱として家計を支えている場合は、女性保険の死亡保障か、それ以上の死亡保障が持てる保険を選ぶか、十分に検討する事が大切です。
出産の際、帝王切開手術をする割合が昔より増えてきています。
いろんなケースに対応する保険も増えていますが、いずれにしても妊娠判明後は加入できなかったり、加入できても条件付き保障になったりすることがあります。
また、子宮がん、卵巣がんは20代後半という若い年齢から罹患するリスクもあるので、早めの女性保険加入の検討が大切なのです。
ぜひ、早いうちからライフプランとのバランスを考えながら、いざという時に助けてくれる自分にあった保険を見つけることをおすすめします。
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