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帰省シーズンに備える!家族を守る防災対策ガイド

帰省シーズンに備える!家族を守る防災対策ガイド

年末年始の帰省シーズンは、家族や親戚が一堂に会する貴重な機会です。

この時期、楽しい時間を過ごす一方で、防災対策について話し合い、準備を進める絶好のタイミングでもあります。

災害はいつ起こるかわかりません。

安心して新年を迎えるために、帰省中や年末年始の家庭で実践できる防災対策をまとめました。

家族全員で実践する防災の第一歩:家具の固定と点検

年末の大掃除を活用して、家具の安全性を確認しましょう。

地震時に家具の転倒が原因で大きな被害を受けるケースは少なくありません。

特に以下の点に注意しましょう。

  • 食器棚や本棚、テレビなどの大型家具が転倒しないように固定具を取り付ける
  • 掃除で動かした家具を再配置する際に固定を行う
  • 壁面への固定金具や転倒防止マットを活用

安全対策を進めることで、大切な家族の命を守ることができます。

非常用持ち出し袋と備蓄品の見直し

「備えあれば憂いなし」という言葉の通り、非常時のための備蓄品を確認することは重要です。

以下の項目をチェックしましょう。

  • 非常用持ち出し袋に水や食料、懐中電灯、救急セットなど必要な物が揃っているか
  • 食品や飲料の消費期限が切れていないかを確認
  • ローリングストック(消費しながら備蓄する方法)を活用して新鮮な備蓄を維持する

年末年始の時間を活用して、家族みんなで一緒に確認作業を行うとよいでしょう。

家族の安否確認と連絡方法を確立

災害時の連絡手段を事前に話し合うことも大切です。

この時期だからこそ、以下の方法を家族で共有してください。

  • 災害用伝言ダイヤル(171):1月1日から3日まで体験利用が可能です。実際に使ってみて、落ち着いて利用できるよう準備しましょう。
  • LINEの災害連絡機能:避難所情報やメッセージの共有が可能です。使い方を確認し、家族で共有しておくと安心です。

帰省中に家族全員が集まる時間を利用して、災害時の連絡手段を明確にしておきましょう。

まとめ

大掃除や年末年始の家族の集まりは、防災対策を見直す絶好のチャンスです。

以下を実践して、安心して新年を迎えましょう。

  1. 家具の固定と点検
  2. 非常用持ち出し袋と備蓄品の確認
  3. 家族間での連絡方法の共有

災害はいつ起きるかわかりませんが、事前の備えがあれば被害を最小限に抑えられます。

楽しい新年を迎えるためにも、年末年始の時間を活用して防災対策を進めてください。

お困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください!


東京都防災ホームページ「自宅での家具類の転倒・落下・移動防止対策」

日本赤十字社「非常時の持ち出し品・備蓄品チェックリスト」

政府広報オンライン「今日からできる食品備蓄。ローリングストックの始め方」

災害用伝言ダイヤル(171)体験利用のご案内(NTT東日本)

災害用伝言ダイヤル(171)体験利用のご案内(NTT西日本)

緊急時に役立つLINEの使い方

監修者情報

稲葉晴一

㈱イナバプランニングカンパニー 代表取締役

2002年に保険代理店として独立した後、卓越した生命保険・金融のプロフェッショナルの組織であるMDRT会員となる。TOT(Top of the Table)会員
2018年よりIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として株式会社イナバコンサルティングカンパニーを設立。企業型確定拠出年金の普及や金融教育にも尽力してながら、これまで培ってきた経験と個性を生かし、顧客が思い描く人生のゴールの実現の為、資産形成だけに限らず、保険全般、経営に関するアドバイスを提案。現在は保険代理店の経営者を対象とした講演やコンサルティング領域にも取り組む。

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