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災害伝言ダイヤルの体験利用がお勧めです
記録的な暑さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今年は、1923年(大正12年)の関東大震災から100年の節目です。
関東大震災の起きた9月1日が「防災の日」、 8月30日~9月5日が「防災週間」と制定されています。
災害が起こったときにはまずは自分の身を守る、次に気になるのは家族の安否だと思いますが、ご家族と災害時の連絡方法について決めていますか?
2021年にNTTドコモモバイル研究所が行った調査によると、災害時の家族との連絡手段を決めているのは3人に1人程度でした。
すこし少ないという印象ですね。
連絡方法の上位
- 携帯・スマホの通話
- 携帯・スマホのメール
- 災害用伝言ダイヤル
- 携帯・スマホの災害用伝言版
- 自宅または会社の固定電話
電話での連絡は被災地域への通話集中でつながりにくくなります
また被災地での緊急を要する電話がスムーズにつながりやすくするためにも一般の電話は控えたほうが良いですね。
特定のアプリや地域へのアクセス集中、停電や基地局の被災により通信ができなくなることもありますから、メッセージアプリやメール以外の連絡手段も決めておいたほうがよいでしょう。
東京消防庁の調査によると、東日本大震災時の首都圏の帰宅困難者の家族との安否確認では、携帯電話の災害用伝言版を利用した人は約4.5%、災害用伝言ダイヤル「171」が1.3%と、かなり低い数字だったようです。
災害伝言ダイヤルや災害用伝言版などの存在は知っているが普段使うサービスではない(文字通り災害時しか使わない)ので、なじみがなかったり使い方がわからなかったりする人が多いと思います。
災害伝言ダイヤルは体験利用できる日がある
実は災害伝言ダイヤルは体験利用できる日があるのです!
- 毎月1日、15日 (00:00~24:00)
- 正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
- 防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
- 防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
災害伝言版体験利用のご案内(URL)
災害時にスマホ(電話)の電波やいつものWi-Fi がつながらなかったら
ところで災害時にスマホ(電話)の電波やいつものWi-Fi がつながらなかったらどうしますか?
そのような場合は、「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」というWi-Fi 回線がつながっているか確認してみましょう。
「00000JAPAN」とは災害時に無料で提供される無線LANサービスです。
インターネットにつながりにくい場合には「00000JAPAN」を試してみましょう。
関東大震災から100年、今年の防災週間には是非、家族で災害伝言ダイヤルを体験し、安否確認方法をしっかりと決めてみてください。
保険や年金などについてのご相談などもございましたらお気軽にお知らせください。